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暗黒童話ララ(四話)

四話 休日の不運


 ドリノにとって不運だったのは、その翌日がララの休日だったこ
 とだった。臨時勤務の立場にはシフトがあって、保育園の休み
 とは別に休まなければならなくなる。
 明日がもし出勤日であったなら、ララはタチアナに戻ることもで
 きたのだろうが、サディズムの冷めない時間が続くこととなった
 のだった。

 ドリノは心からの奉仕をしララの花蜜を舐め取っていたのだが、
 性感が高ぶるに連れて、ララはララらしく変化した。
 「ああもう! ちっともよくない!」
 「はいぃ!」
 そしてまた舌を伸ばそうとしたのだが、ララははねつけ、そのと
 きたまたまデスクにあった五十センチの竹の定規を手にすると、
 横振りにドミノの頬に叩きつけた。
 パシィィーッ!
 「ぁぎゃぁぁ!」
 キーンと耳鳴りが残るほどの痛打であった。ドミノは弾かれたよ
 うに立ち上がり、逃げようと後ずさった。白い頬に定規の痕がく
 っきり赤く浮き立って、ドミノは泣くより顔色を青くした。
 思い描いた最高の女王様・・・しかしそれだけに怖くて怖くてな
 らなかったのだ。
 「逃げるの! あらそう! いいわ、わかったわ!」
 ララは、性器縛りの縄尻で後ろ手に縛られて、体を守ることので
 きなくなったドミノを追いかけ、尻と尻の下の腿裏を狙って厳し
 い罰を浴びせていった。
 バシバシ打たれるたびに、ヒョコヒョコ逃げまどうドミノ・・・白か
 った尻・・・そして腿の裏は、紫色に血腫れして、一打ごとに飛
 び上がり、泣いて泣いて逃げまどう。

 「お許しをー! どうかお許しをー! 女王様ぁ!」
 怯えの色を目にたたえ、哀願するドミノ・・・そこでようやく定規
 の先が下を向いた。
 「ちゃんとできるの! 次からちゃんとできるのね!」
 「はいぃ! はいぃ! 懸命に尽くしますからぁ!」
 「ふん・・・どうだか・・・まあいいわ、このぐらいにしてあげる。そこ
 に寝なさい・・・」
 「はい・・・申し訳ございません」
 後ろ手の姿では、膝を着いて尻を降ろし、横に倒れるようにし
 なければ寝ることさえできなかった。
 もたもたしているドミノの胸を蹴り飛ばし、ドミノは縛られた手を
 下にして後ろ向きに吹っ飛んだ。
 床との間で手が潰れ、紐が引かれて勃起が痛いほど充血し、ド
 ミノは無惨な性器を突き上げるように腰を浮かせて仰向けにな
 ったのだった。
 「ふん・・・泣いてもダメよ、ちゃんとできるまで許しませんから」
 「はい・・・はいララ様」
 「うん、返事はいいわね・・・もう一度ちゃんとお舐め。ただし罰と
 して今度はアナルよ。アナルを開いてあげますから舌を入れる
 ように奉仕なさい」
 「はいララ様」
 ネグリジェの裾を開いてまたがって、白くボリュームのある尻の
 谷底をドミノの口に押しつける。
 柔らかく盛り上がる女王のアナルに、ドミノは死に物狂いで奉仕
 した。
 「ああ、幸せです、ララ様ぁ!」
 「ぁぁぁ・・・ぅぅん・・・ぁん・・・そうそう、できるじゃない・・・これから
 はそうやって頑張るように。気持ちよくして」
 尻の下でこくりこくりとドミノはうなずく・・・。

 縛りを解かれたドミノは、身を小さくたたんで額をこすり、ララの
 足許に平伏した。
 「懸命に努めます女王様、どうかよろしくお願いいたします」
 「・・・うん・・・断っておくけどね・・・」
 「はい?」
 「あら女王様ァ・・・奴隷ちゃぁん・・・みたいなお遊びじゃないの
 よ。ララは魔物、正真正銘、悪魔の娘・・・そのぐらいの覚悟で
 いることね」
 「はいララ様・・・いたらぬドミノをお許しください」
 「ふむ・・・まあ、いいわ・・・お風呂にするから洗ってちょうだい」
 「はいララ様!」
 日頃の不眠の反動なのか・・・と言ってもそれはララの不眠でタ
 チアナのものではなかったのだが・・・今夜は心地いい睡魔に
 背を押された。

 タオルなどは使わずドリノの手で体を洗わせ、ララがバスタブに
 身を伸ばし、ドリノがそばに控えていた。ドリノは激しく勃起させ
 ていた。
 母親の子宮に漂うような心地いい浮力が、ララの乳房を重力か
 ら解放して、湯の中で美しく張っていた・・・。
 「ララは綺麗?」
 「はい・・・お仕えできることが幸せです」
 「私は綺麗?」
 「はい・・・お美しい女王様です」
 この子は・・・物語の中のララと現実のララを意識して接している
 と考えた。それでなければつまらない。なぜならドミノもまた、そ
 れぞれ二人いるからだ。
 物語の中のドミノは・・・。

 「物語の中のドミノはね・・・」
 「はい?」
 「物語の中のドミノは、愛や慈愛、情などは一切与えられず、快
 楽さえも奪われていくのよ・・・奴隷の身分で射精など許されな
 いのはもちろんですけど・・・乳首さえも・・・」
 「はい?」
 「刀で薄く削がれていって、ついには乳首を失うの・・・そして亀
 頭には樹脂のカバーをつけられて・・・生涯外せないものなの
 よ・・・睾丸はあえて取らない・・・性欲が失せるから・・・でも射精
 などはできないの・・・」
 「・・・はい」
 「アナルには感じさせるための柔らかなディルドが常に入れら
 れ、美しいララに憧れて、勃起させても勃起させても悦びが得
 られない・・・」
 「・・・はい」
 「その中で虐待の限りを尽くされて・・・睾丸を太い針で貫かれ、
 火の棒でアナルを焼かれ・・・そんなふうにね・・・」
 「・・・はい」
 「もちろんララの便まで口にして・・・暗黒の世界の中で光りさえ
 なく生きていく・・・そしてそんな可哀想なドミノを見ていてララは
 冷たく微笑み、めくるめくオナニーをする・・・虹のように煌めく
 暗黒・・・ララを抱けるのは悪魔だけ、ララにはオナニーしか許
 されない・・・」
 「・・・はい」
 「ドミノはララのオナペット・・・そのためにララは、あらん限りの虐
 待でドミノを泣かせる・・・凄惨な悲鳴だけがアクメへの前奏なの
 よ。ドミノはしだいに人の姿を失って魔物へと変化していく。生
 涯の忠誠を強いられる、ララの所有物として・・・ふふふ」

 ほんの一瞬・・・タチアナに戻ったようなやさしい笑みが向けら
 れた。
 それに微笑みを返して、ドミノは言った。
 「現実のドミノは・・・?」
 「さあ・・・それはどうかなぁ・・・ララが私を乗っ取るならば・・・」
 「はい・・・ですけど・・・」
 「うん?
 「それはマゾの至福です・・・」
 「至福?」
 「はい・・・ただ一心にお仕えし、人ではない魔物の世界へ堕と
 される・・・夢に見た生き方です。生きたところでどうせ死ぬ。で
 あるなら燃える命を過ごしていたい・・・」
 ララは・・・静かな眸でドミノをうかがっていた・・・。

 「ふーん・・・ここには首輪もなければ手枷足枷だってない。つ
 ながれもせず、それでもおまえは逃げないの?」
 「ふふふ・・・どこへ? 至福の世界にいるのに、これ以上どこ
 へ逃げるのですか・・・正直言って・・・」
 ドミノはちょっとうつむいて唇を噛んでいた・・・。
 「正直言って? なあに?」
 「怖いです・・・ものすごく怖いです・・・でもそれはララ様を犯罪
 者にしてしまう怖さでもあるんです・・・合意の上ではすまないこ
 ともあるでしょうし・・・そしてそうなると奴隷は取り残されてしまい
 ます」

 「ふーん・・・」 ララは、それ以上のことを言わなかった・・・。
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