スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

暗黒童話(終話)

終 話 暗黒童話 完


 眠っていた・・・どれぐらいの時間だったのだろうか・・・墓地に
 眠る骨のように光のない日々を意識は過ごし、肉体だけが眠っ
 ている・・・。
 一瞬なのか気の遠くなる時なのか・・・ドリノの中で時計など意味
 を持たなくなっていた・・・。

 夢を見ていた。
 なぜそうとわかるのか・・・こんなことはあるはずがないと無意識
 の中で思えたからだ。

 得体の知れないその者は、黒い闇の揺らぎ中から湧くように現
 れた。 
 「ララ様・・・ララ様、起きて・・・」
 「ん・・・ぅう・・・何よ・・・」
 ランプの消された、ただ一本の蝋燭の炎の中だ。
 ララは重い瞼を開けて、仄暗い闇へと目をやった。
 ララは下着の姿で棺を置く木の台に寝て、ドリノは全裸で煉瓦
 の床にいたのだった。

 「ぐっふっふっ・・・ララよ・・・」
 地の底に響くような濁った声だ・・・。

 「ご、主人様!」
 「ご主人様って?」
 「しっ、静かに・・・サタン様よ、控えていなさい、動いてはダメ」

 木の台を飛び降りたララは、闇の揺らぎのすぐ前まですっ飛ん
 で行き、冷たい煉瓦の床に小さくなって平伏した。
 もやもやと揺らぐ闇の中の影が、しだいに身の毛もよだつ姿へ
 と輪郭を結んでいった。

 吊り上がった目は、白目がなく血の色に輝いた・・・全身巌のよ
 うな筋肉の鎧を着て・・・背にはたたんだコウモリのごとき翼があ
 り・・・手にも足にも牙のような爪が黒光り・・・全身が夜空を腐ら
 せたように、青黒くヌラヌラと輝いているのである。
 尖った頭には髪はなく、龍のような角が生え・・・唇は耳まで裂
 けて、その耳も尖り立っていたのだった・・・。

 闇から歩み出た帝王サタンは・・・ララの背後に平伏すちっぽけ
 な人間のマゾ男を一瞥し、そしてララへと地響きのような声を発
 した・・・。
 「見ておったぞ・・・しかしまだまだ・・・甘いぞララ・・・我が一族の
 誇りを刻みつけてやるがいい・・・」
 「も、申し訳ございません、ご主人様・・・以後きっと・・・」
 ドリノには、平伏して小さく丸まるララの白い裸身がガタガタ震
 えているように思えたのだ。
 「立てララ」
 「はい! ご主人様!」

 立ち上がったララに、強大な見えない力が襲いかかった・・・下
 着など紙くずのように剥ぎ取られ・・・恐ろしい力が素っ裸のララ
 を宙に浮かせ・・・きりもみに振り回し・・・左と右の足首をわしづ
 かみに限界まで腿を開かせ、Yの字に逆さ吊りにしてしまう・・・。
 帝王サタンは、開かれた女の股間に鼻先を寄せ、牝の匂いを
 愉しんで牙を覗かせ冷笑すると、蛇の舌そのままに先が二つ
 に分かれた赤い舌をするする伸ばし、無造作に性器を舐め、
 舌で犯し・・・そうしながら、鋭いカギ爪のある手を開いて乳房を
 揉み裂き・・・肌が破れて血がしたたって・・・鋭い爪先がナイフ
 ではねるように乳首をもぎ取る・・・。
 「ぅぎゃぁぁーっ! 痛いぃですぅーっ! 痛いぃぃーっ!」
 ピーナッツでも喰らうようにララの乳首を口に入れ、一、二度噛
 んで飲み込んだ・・・。
 「ああ嬉しい、ご主人様ぁ!食べていただいて嬉しいですぅ!」
 「ぐっふっふ・・・女の乳首とは美味いものだ・・・ぐっふっふっ」
 「はいぃ! ありがとうございますぅ! お慕い申し上げておりま
 すぅ! サタン様ぁ!」
 「うむうむ、よろしい・・・褒美をやろう・・・我が精を・・・」

 帝王の股間から丸太ほどもある勃起が生えて伸びていき・・・逆
 さYで宙に浮くララの性器に、真上から突き立った・・・。
 「あぎゃああーっ、裂けるぅ裂けるぅ! 気持ちいいぃ! ああイク
 ぅーっ! イッてしまいますご主人様ぁ・・・ぎゃぁぁぁーっ!」
 膣が裂けて血しぶきが噴き上がり・・・失禁した噴水が飛び散っ
 た・・・そうした狂気のララを、ドミノは激しく勃起させて見ていた
 のだった。

 「・・・むぅぅ・・・ぅっ・・・うわぁぁーっ!」
 夢が消え・・・帝王は去っていき、下着姿のララは穏やかに眠っ
 ていた・・・。

 「ぅぅ・・ん・・・なあに・・・?」
 「いえ・・・夢を見て・・・」
 「どんな夢? うなされるような夢かしら?」
 「いま目の前にサタン様がおいでになられ・・・」
 「あらぁ、ご主人様が・・・ふふふ嬉しい・・・私の乳首を引きちぎ
 って美味しそうに召し上がっておいでだったでしょう」
 「え・・・」
 「ほらごらん・・・うふふ・・・」
 ララはブラの背をそっと解放し、白い乳房を露わにした・・・。
 その美しい乳房に乳首はなかった・・・。
 「そんなぁ・・・ああ、そんなぁ! うわぁぁーっ!」
 飛び起きた・・・それもまた夢だった・・・夢に夢が重なった・・・。


 そうか・・・これは夢なのだ・・・暗黒童話という物語の中に彷徨
 っているだけなんだ・・・。

 時間のない闇の中で・・・先を踏み潰してバラした古い竹の棒
 で血だらけになるまで打ち据えられ・・・睾丸を蹴られ・・・太い
 針で貫かれ・・・亀頭も軸も針だらけに貫かれ・・・そして・・・。

 「さあドリノ・・・気持ちよく泣きなさい・・・射精していいのよ・・・」

 カミソリが乳首を削ぎ落としていく光景も見た気がした・・・夢な
 んだ・・・激痛は夢なんだ・・・なんだそうか夢なんだ・・・。

 「ぁぎゃあーっ痛いぃぃー! うがああぁーっ! ぎゃぁぁーっ!」

 ドリノはハッと目覚めていた・・・明るい部屋だ・・・不思議な懐か
 しさを感じる部屋である。
 デスクがあってタイプライターが置いてある。
 全裸の美しい女性に抱かれていた・・・なぜか・・・失神から目覚
 めたような気がしていた・・・号泣していた気がしていた・・・。
 
 「さあドリノ、おまえはもう解放されたわ・・・血を呪うことはないの
 よ・・・サタン様を受け入れて、激痛というアクメの中で射精した
 の・・・痛みはもうセックスなのよ・・・ほらごらん・・・うふふっ・・・き
 ゃはははっ!」

 現実のララの部屋にいて・・・乳首を失い、そしていま切断され
 た小さな亀頭がドリノの手に載せられた・・・。

 三ヶ月の空白を埋めるように、時計がチクタク動き出し、暗黒
 童話は完成した・・・。
スポンサーサイト
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
[PR]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。